ジェットボイルにエバニューTi 400FD Cup ECA530 を無理やりシンデレラフィットさせる。

ジェットボイルはZIPがベスト。

前置き長いので飛ばしてくださいw

大人気のジェットボイル。色々モデルがあってややこしいけど簡単に比較。

ZIP
一番安い(アマゾンで1万ちょい)2022.11月現在。
無駄な機能がなく軽くて小さくて燃費も良い、一番完成されたモデル。
✗点火装置も削ぎ落とされているのでライターで着火しなければならない。
(点火装置は信用性低いので最初からなくてもいい説)
ジェットボイルやモンベルのサイトでは
【ガス消費量】約65g/hとなっているのでフラッシュやマイクロモの倍か倍以上の燃費という計算になる。これ圧倒的では・・・。

フラッシュ
他のモデルより数十秒お湯を沸かすの早くしました!
✗その代わりデカく重く燃費も悪くなって価格も高くなりました!!
(アマゾンで16830)
正直、山で数十秒でも早くカップラーメン食べたい!!!って人がどれだけいるのだろうか・・・。そのために失う物は小さくはない。
でもフラッグシップとかが好きな人はいいのかも。

マイクロモ
サーモレギュレーターが付いてるので冬場もちょっと安心。
点火装置もついてるし、火力調整も出来る。しかも公式情報ではZIPと重量が変わらない。
最高の性能バランス。
ZIPの上位互換。(燃費は悪い)
だけどお値段20900。ZIPの倍なので初心者はちょっと躊躇する金額。

バーナーは多分10年とかは使えるものなので、
一番間違いがないものがいい人はこれがいいのかも。
バックカントリーとか冬場もガンガン使いたい人とか。

スタッシュ←NEW!!
ZIPやマイクロモより130gも軽くしました!!!!!
✗その代わりジェットボイルのメリットや強みを全て捨てました。
横長なので収納する時にがさばる。使ってる時に安定性がない。どう見ても風に弱そう。
どうしてこうなった・・・
値段もZIPの倍の22000!!!!!!!(税込)
正直、これ買うなら他のメーカーのもっといいバーナーとコッヘルを買っても大分おつりが出るような・・。

ただしアマゾンでは15000~17000くらいで価格が推移してる。
モンベルの取り扱い商品ってネットと店舗で価格が変わらないイメージなんだけど、
なんかもう投げ売りなのでは・・・とか思ってしまた。

最新で最軽量のジェットボイルがほしい!って人にはいいのかも。
友達も使ってるのでこれ以上、悪口はかけない。

結論
とりあえずZIPを買っておけばおk
(点火装置がないのでライターを持っていかなければならない)
予算が許すならマイクロモが最強。
(点火装置があるけど100%つくわけじゃないのでどっちみちライターを持ったほうがいい)

↑に書いてないミニモやスモーはデカいので却下。

ジェットボイルの純正ガス缶を使ってはいけない。

有名な話かもですが、ジェットボイルの純正ガスは脱着時にガスが漏れる・・・
当たり外れがあるんですが、
外れだとものすごい勢いで漏れる。当たりでもまあまあ漏れる。
近くで他の火器を使ってたりするとヒヤッとする。(そうそう引火爆発はしないと思うけど)
液化ガスが服に飛び散ったりするし、バーナーを使う度に小さくないストレスがかかる・・。

何十個も使ったわけじゃないけど、今まで買った数個の純正ガスは漏れなかった試しがない・・・。もうそれだけで十分・・・


一方、イワタニ・プリムスのカートリッジは98%漏れない・・・・。
しかもジェットボイルの純正ガスより20円くらい安い。
プロパンの含有率もほぼ変わらない様子。(プロパンが多いほど冬に強い)
もう純正ガスを買う理由が1mmもない。

たぶん各メーカー、リピーターによる純正ガスの販売で利益を得てると思うんだけど、
ガス漏れする純正ガスをわざわざ買う人はいない・・。
純正ガスが売れなければ相当な損失があるような気がするんだけど・・・。
へんてこな新製品を開発する前に、ガス漏れしないガス缶を作るという基本的な所をなんとかしてほしい・・・マジで

ちなみにガスは補充すると経済的だしプロパンを多めに配合出来したりブレンド出来る。(少し危険)

ジェットボイルにエバニューTi 400FD Cup ECA530 を無理やりシンデレラフィットさせる。

とりあえずジェットボイルとライターとカップラーメンがあれば山でカップラーメンが食べられる。
でもコーヒーの場合は別途コーヒーカップを持っていかなければならない・・。
これが一つの苦悩だったんですよねー。

たかがコップ一個,重量にすると70gくらいだけど、
登山に持ってくにはがさばる。体積的にすげーがさばる。ザック外付けも出来るけど素人感も出てスマートじゃないし不衛生極まりない。

じゃあいっか・・と省略することが多かった。

そんな時、ジェットボイルの下のプラ蓋をエバニューのチタンカップと入れ替える定番技があることを知った。
しかもシンデレラフィットするらしい。(他メーカーの商品同士なのに無加工でまるで純正品のように収まる事)
これなら収納を犠牲にせず、コーヒーが楽しめちゃう。

純正のプラ蓋も一応カップなのでコーヒーとかスープとか飲めることは飲めるんだけど
なんか圧倒的にひもじい雰囲気になる・・・・もちろん保温性もない。






しかしエバニューのチタンカップなら雰囲気も出るし実用性も高い
しかもシンデレラフィットで収納に無駄が生まれない。忘れ物もしない。
そして軽いし安い。

ジェットボイルのシステムひとつでコーヒーやスープを飲むシーンが完結してしまう・・。
一切のムダがない完璧なシステム。
これジェットボイルさんが純正で開発したら結構売れるでのは・・・と思ってしまうほど。

ただ話はそう甘いものではなく、
このチタンカップ、モデルチェンジして品名がエバニュー(EVERNEW) Ti 400FD Cup ECA530 チタンになったのですが、びみょーーーーに寸法が変わっているようで、びみょーーーーにシンデレラフィットしなくなってしまった様子・・・・・・

ダメ元で買ってみたんですが、1mmくらいの誤差でジェットボイルにはまらないんですよ。
重力でスポンって落ちちゃいます。

エバニューさん・・・なんで・・・・・・・

こうなったらもう力づくで加工するしかありません。

外周をペンチやウォーターポンププライヤーなどの工具でグニグニ広げていきます。
薄いので簡単に広がります。
めっちゃ広げれば、フラックスリングの上のくぼみまでがぽってはまるはず!!

ただ簡単にベコベコになります。
ああ・・・新品のカップが・・・・・

因みにこれ、下山後に腹立ってきて登山口の駐車場で加工してます。

ものの数分で無理やりシンデレラにしてやりました。
ただこれ、上側が広がったから収まったというより、下の凹んだ所がフラックスリングに引っかかることによってホールドされてる感じです。
ただホールド感やフィット感はかなり高いです。ひっぱっても抜けづらい位。

※いま調べて知ったんですが旧製品の400FDも↑こんな感じのフィット感みたいです。
フラックスリングの上のくぼみまでははまらないのね!笑※

つまりモデルチェンジ後の400FDは少し小さくなったんじゃなくて、
少し大きくなっちゃってゆるくなってことですかね。だからハマることはハマるけど重力で抜けてくる。

僕はそれを凹ませて、無理やりフラックスリングにひっかかるように加工したって感じですね。勘違いしてたけど結果はオーライwww

まあ要するにシンデレラフィットが謳われていた旧製品と違わないフィット感になりました。
バキバキになったけど。

もちろん加工しなくてもハマるので全然使えます。(むしろそっちを推奨w)
あー調べてからやればもっと傷が少ない加工で済んだのにw
広げるんじゃなくて、ちょっと軽く凹ませればよかっただけじゃん。


ちなみにこの状態だと、純正より15mm程全長が長くなってしまうのと、
図っていませんがおそらく35gくらい重たくなっています。(このカップは50g)

ただウルトラライト派(単に楽したい)な僕でも35gと15mmでコーヒーが楽しめるなら、かなりガチガチな山行でもこのセットを持っていきたくなる魅力があります。15mm増えた所にインスタントコーヒーとか味噌汁とかいろんなもの入りますしね。


値段も1500円くらいなのでお手頃でジェットボイルをチューニングできます。
ほんと純正でこれ出してくれればいいのにw

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